末期(ステージ4)の胃がんでも元気に過ごすための3つの方法
あなたは、自分の家族や親せきが末期胃がんになって、それでも元気に過ごしてほしいと考えていませんか?
確かに、末期胃がんとなると治療率は10%を下回っており、残念ながら完治するのは難しい状況です。しかし、治療のやり方によっては、より長生きして、より楽しく生活ができるようにすることも可能です。
そこで今回は、ステージ4の末期胃がんでも元気に過ごすためにやっておきたい3つの事を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
1、精神的なストレスを減らす
「病は気から」と呼ばれるように、胃がんでも患者さんの精神状態が治療に大きくかかわってくる要素になってきます。
例えば、患者さんが「自分は孤独なんじゃないか」とか「家族に心配かけているのでは」とどんどん精神的に追い詰められていくと、自律神経の乱れから体調を崩しがちになってしまいます。
また、日本のがん患者の5~10%がうつ病にかかり、自殺したケースもあるほどです。
なので、家族としてできることは、患者さんに孤独を感じさせない、生きる希望を持たせるために明るく振る舞う、と言うのが大事になってきます。
2、好きな食べ物を楽しく食べる
ステージ4の末期がんになると、ほとんどの患者さんは食事がのどを通らなくなりますが、人によっては自覚症状があまりなく、元気でいる場合があります。(高齢者に多い)
もし、食事ができる場合でしたら、本人が好きなものを中心にたくさん食べさせると良いです。きちんと栄養を取ることで、体の細胞の免疫力が上がり、ガンを抑制することに繋がります。
また、野菜や果物に含まれるビタミン類には「抗酸化作用」と言ってガンを抑止する働きがあるので、意識して食べると良いでしょう。(食べ物に関しては、医師の相談を受けたほうが良いです)
3、抗がん剤をやらない、と言うケースも考える
がんと言うと抗がん剤をすると言うイメージがありますが、必ずしも抗がん剤が患者さんに良いとは限りません。
なぜなら、抗がん剤はガン細胞を攻撃するだけでなく、周囲の健康な細胞も攻撃するので、人によっては大きな副作用を引き起こす可能性があるからです。
もちろん、人によっては抗がん剤が上手く効いているおかげで、副作用もほとんどなくガンを抑止できる場合もありますが、逆に抗がん剤のせいで余命を縮めるケースもあります。
なので、患者さんが毎日を元気よく生活できる治療法は何か、を考えることが大事になってきます。
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