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胃がん

ステージ3の胃がんの生存率や手術法、抗がん剤について紹介する

ステージ3の胃がん

あなたは、ステージ3の胃がんになって、この先どうなるか不安に感じていませんか?

そこで今回は、ステージ3の胃がんの生存率や手術法、抗がん剤の情報を分かりやすく紹介していきます。

この記事を読んで、今何をすべきかの参考にしてください。

ステージ3の胃がんで起こる症状とは?

そもそも、胃がんがステージ3まで進行した時には、胃がんの状況はどのようになっているのでしょうか?

「がんライブラリー 術前診断」さんの記事によると、胃がんのステージの分け方は大まかに以下の表のようになっています。

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表に書かれている「漿膜」とは、胃の外側の部分にある薄い膜のことで、(しょうまく)と読みます。

また、リンパ節とは、私たちの体にウイルスや細菌が入り込んだ時にこれらを退治してくれるもので、血管と同じように体中にある大事なものです。

つまり、ステージ3の胃がんとは、

  • 胃の外側or他の臓器に胃がんが侵入している
  • 胃の付近のリンパ節に胃がんが転移している

この2つを満たしたものが、ステージ3と認定されるのです。

そして、ステージ3の胃がんでは自覚症状がハッキリとしてくる人も増えて、主に「食欲がない・食べ物が胃につかえる気がする・胃やみぞおちが痛み」などの症状を訴える人も出てきます。

ステージ3の胃がんの生存率・余命は?

では、ステージ3の胃がんの生存率はどれくらいかと言うと、これは担当する医師やあなたの胃がんの状況によって大きく異なります。

例えば、「外科センター(外科)|診療科・部門の実績|済生会熊本病院」によると、ステージ3Aでの生存率は76.8%で、ステージ3Bでは51.7%と言うデータが残っています。

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また、「がんライブラリー 術前診断」によると、ステージ3の生存率は71.4%と言うデータが残っています。

(3Aと3Bに分かれた統計がないですが、おそらくこの数字は3Aの数字でしょう)

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これを見ても分かるように、ステージ3の胃がんは余命を考える段階ではなく、積極的に治療を行って胃がんの治癒を目指すべき段階だと言えます。

ステージ3ではどんな手術・治療法を行うのか?

ステージ3の胃がんの治療は、主に「拡大手術」というものを行います。

拡大手術とは、胃の2/3以上の切除、胃の全摘出、胃の付近のリンパ節の切除などの、胃がんが侵入しているであろう部分を切り取る手術のことです。

しかし、拡大手術は「胃を傷つける行為」に他ならないので、患者さんの負担も大きく、合併症になるリスクも普通の手術より高くなる傾向があります。

また、手術によって胃の機能が低下するので、「ダンピング症候群」と言う食事に関する症状が出る可能性もあるので注意が必要です。

参考記事:胃がんの手術後に起こるダンピング症候群の特徴とその対策を紹介する

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ステージ3の胃がんでは、抗がん剤を使うのか?

ステージ3の胃がんの治療の場合には、「TS-1」と言うカプセル型の抗がん剤を使う場合もあります。

TS-1とは、従来の胃がんの抗がん剤の常識を打ち破った新薬で、飲み薬のように口から飲めるので、自宅療法を選択した患者さんにも使われている抗がん剤です。

ただし、抗がん剤はメインの治療法ではなく、手術の補助アイテムとして使うことが多いです。

例えば、少しでも手術がやりやすくなるために、手術前に抗がん剤を使ってがん細胞を小さくすることが目的で使われたりします。

参考記事:胃がん患者が抗がん剤を使う前に知っておきたい3つのこと

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