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乳がん

ステージ4乳がんの生存率・余命や治療法を紹介する

胃がんの内視鏡手術

あなたは、「ステージ4の乳がんと診断されたけど、この先本当に大丈夫なの?」と、不安に感じていませんか?

そこで今回は、ステージ4の乳がんの生存率・余命や治療法、完治する見込みはあるか等の、ガン治療を受ける前に言っておきたい情報を解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

ステージ4の乳がんの生存率・余命とは?

ステージ4の乳がんの5年生存率は、病院や医師の腕のよって異なりますが、およそ20~40%だと言われています。

例えば、下図のデータを紹介している「乳腺クリニック児玉外科」さんによると、ステージ4乳がんと診断されて5年後には生存率が50%ですが、6年以降は35%程度を維持しています。

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引用:乳腺クリニック児玉外科 | 治療成績

他にも、「TBSピンクリボンプロジェクト」さんのデータを見ると、ステージ4の10年生存率は25.49%だという事が分かります。

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引用:数字で見る乳がん|TBSピンクリボンプロジェクト

ただし、これらの生存率は、様々な年齢・持病・体質を持った人を対象にしたデータなので、必ずしもあなた自身の生存率を表しているわけではありません。

この先どのような治療を受けるのか、どういった人生を送るのかでガン治療の結果は全然変わってきますよ。

ステージ4の乳がんではどんな治療を受けるのか?

ステージ4の乳がんの場合は、「ホルモン治療」や「抗がん剤治療」などの全身療法を中心とした治療を行っていきます。これらの治療は、体内のガン細胞を全て殺して完治するよりも、いかにガンを抑えて共存していくかを目的とした治療法になります。

なので、ステージ4の乳がんでは、基本的には外科手術は行いません。

なぜなら、例えば「肝臓にガンが転移した」と言う状態になると、肝臓以外にもまだ見つかっていない極小のガン細胞が転移している可能性が高く、手術で全てのガン細胞を取り除くことが不可能だからです。

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ステージ4乳がんの抗がん剤治療

ステージ4乳がんで使われる抗がん剤の種類には、「ゼローダ」「TS-1」「ジェムザール」など様々な種類がありますが、これらの内1、2個を使って治療を進めていきます。

抗がん剤は週に1回注射や飲み薬で投与して、それを3週間繰り返した後に1週間休む、と言うサイクルを12回繰り返します。もし、抗がん剤が効かなくなれば、他の抗がん剤・治療法を試すことになります。

抗がん剤治療で副作用を気にする人は多いですが、今では吐き気を抑える「制吐剤」や、副作用を少なくする抗がん剤の組み合わせなどが分かってきたので、完全ではないですが抑えることが可能になっています。

しかし、ガンが悪化して体力や免疫力が落ちていくほど、抗がん剤の副作用は出やすくなっていきます。

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