末期 が んが完治する確率や完治例を紹介する
あなたは、「末期がんになったら、もう助からないのでは、、、」と不安になっていませんか?
そこで今回は、末期がんが完治する確率や実際に完治した例をいくつか紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
末期がんが完治する確率とは?
どの種類のガン(胃がんなのか大腸がんなのか等)によって多少違ってきますが、末期がんが完治する確率は10%程度だと言われています。
下図は、「九州大学大学院消化器・総合外科」さんが取った、胃がん患者のステージごとの生存率を示しています。このデータで末期がんに該当する「ステージ4」の5年生存率は8.4%と出ています。
引用:胃癌の手術
「なぜ、"5年"生存率なの?」と疑問に感じると思いますが、基本的に再発・転移は手術後5年以内に最も起こりやすく、5年以降は再発が滅多に起こらないので、医師の間では「5年生きた=完治」と認識されています。
ただし、ステージ4の末期がんの場合は、最初から根治を目指した手術の他に、患者さんの苦痛を和らげる治療や様々な延命治療を取り入れた結果、5年以上生き延びたケースも考えられるので、末期がんの完治率はデータよりも低い可能性はあります。
末期がんを完治させることは可能なのか?
末期がんを完治することができるかどうかと言うと、「完治することは可能」と答えますが、非常に難しいという事はハッキリと言えます。
そもそも、なぜ末期がんは完治が難しいかと言うと、外科手術をしても完治できないからです。外科手術は、手術でガン細胞を直接取り除けるわけなので、抗がん剤治療とかよりも確実で完治率の高い治療法です。
しかし、末期がんは血液やリンパ節を通して他の臓器の転移している状態なので、例えば、胃を切除しても他の臓器でガンが見つかったりするなど、外科手術を行うメリットがあまりありません。
では、そんな完治が難しい末期がんを治した人は、どのような事を心がけたかと言うと、以下の2つがよく挙げられます。
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1、笑顔を絶やさない
私たちの体には、体にとって悪い物質(ウイルスやガン細胞)を退治する「NK細胞」と言うものがあり、笑うことは、このNK細胞を活性化させる効果があります。
私たちが笑うと、脳内の免疫コントロールをする部分を刺激されて「神経ペプチド」を作り出します。神経ペプチドは血液を通して全身に流れていき、NK細胞に付着することでNK細胞の活性化に繋がると言われています。
たまにテレビでガン患者の特集番組を見かけますが、余命3カ月と宣告されたのに何年も生きている人の話を聞くと、「笑顔を絶やさないのが秘訣」と言う話をよく聞きますよね。
2、食事のやり方を変える
「野菜を食べなかったら病気になりやすい」とか「お酒を多量摂取すると健康に悪い」と言ったように、食事が私たちの体を作っているのは疑いようがありません。
末期がんでも同じで、今までの食事法を変えることで免疫力が向上して、ガンの進行を抑えたり、ガン細胞を小さくする事例がいくつかあります。
参考記事:食事療法でガンを治す - 13ヶ月ガンと闘った母の記録
参考記事:腎盂ガンの食事療法、薬膳療法について - 70代の父親が腎盂ガンと... - Yahoo!知恵袋
末期がんになると「抗がん剤治療」を勧められると思いますが、抗がん剤治療は延命効果が期待できるものの、ガン細胞だけでなく自分の健康な細胞も攻撃してしまい副作用を起こすので、100%良いとは言い切れません。
100%良いと言いきれないのは食事療法も同じですが、ただ食事のやり方を変えるだけで副作用は全くないので、1つの治療法として候補に入れておくと良いでしょう。