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胃がん

[2022年版]胃がんの血液検査で分かる数値や項目と費用について解説

胃がんの血液検査

あなたは、「胃がんの血液検査はどんな感じで行われるのか?」「どれぐらいの費用がかかるのか?」などと、不安に感じてしませんか?

そんな人のために、今回は胃がんの血液検査で知っておきたい項目や数値の読み方、血液検査でかかる費用などを紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

なぜ胃がんの血液検査を受ける必要があるのか?

胃がんの検査と聞くと、「胃がんの血液検査は痛いし、面倒くさいし、お金がかかるからできればやりたくない」と思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。

下の表を見てください。(引用:胃がん|見のがすな!がんのサイン|疾患情報|大鵬薬品工業株式会社

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胃がんでは、どれだけがんが進行しているのかを「ステージ」と言う数字で表すのですが、そのステージの数字が小さいほど、つまり、胃がんの進行が進んでいないほど生存率が飛躍的に高くなっているのが分かります。

つまり、逆に言えば、いつまでも検査をしないで「気づいたら大きな胃がんが見つかった・・・」となると、ほとんど助かる見込みが無くなってしまうわけです。

「命よりも大事なものはない」というのは良く言われますが、もし、あなたが健康で生き続けたいのであれば毎年のように検査を受けるべきなのです!

胃がんの血液検査の費用は?

では、胃がんの血液検査はどれぐらい費用が掛かるかと言うと、病院によってまちまちですが、1回の検査で大体4000~6000円と見積もると良いでしょう。

例えば、「朝日生命成人病研究所 附属医院」の場合は4940円で、「東京逓信病院」の場合は5400円、「川越胃腸病院」の場合は4000円で検査を受けられるようです。

もし、あなたの住んでいる市町村でがん検診の推奨キャンペーンを行っているのであれば、500〜1500円などの格安で胃がんの検査を受けることも可能です。

例えば、福岡市であれば満40歳以上の市民は1800円で胃がんの内視鏡検査が行えますし(血液検査はなし)、京都市であれば500円で血液検査を受けることができます。

参考記事:福岡市 がん検診、健康診査などのご案内

参考記事:京都市:京都市胃がんリスク層別化検診(ABC検診)

このように、自治体によって検査の内容、料金が異なるので、自分の住んでいる自治体をネットで調べることをオススメします。

もちろん、都市or地方なのか、どれだけ詳しく検査をしてもらえるのかの要素も含まれるので、ただ安く検査してもらえる場所を選ぶのではなく、「どんな検査をしてもらえるのか?」を調べることも大事になってきます。

どのような流れで血液検査をするのか?

胃がんの血液検査では、まずは普通に注射で血液を採血して、その血液に異常がないかを調べます。

その後、異常がなければ検査は終了で、異常があるかもしれないと判断された場合は、内視鏡検査でさらに精密に検査を行います。

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ちなみに、胃がんの血液検査は、胃の消化酵素である「ペプシノーゲン」と言う物質を調べることから、専門的には「ペプシノーゲン検査」とも言います。

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胃がんの血液検査で見るべき項目、数値は?

そもそも、どのような人が胃がんになりやすいかと言うと、「胃炎」にかかっている人だと言われています。

胃の中には、先ほど紹介した「ペプシノーゲン」と言う物質が存在していて、このペプシノーゲンがたんぱく質の分解に役立ってくれているのですが、胃炎になると、ペプシノーゲンの血液濃度が低下してしまうのです。

また、ペプシノーゲンは、「ペプシノーゲン1」と「ペプシノーゲン2」に分けられますが、これらの数値が

  • ペプシノーゲン1・・・血液1リットル中70ナノグラム以下
  • ペプシノーゲン2・・・3以下

の場合は、「胃がんの疑いあり」と診断されて、内視鏡検査でさらに詳しく検査していきます。

ちなみに、専門家によると、ペプシノーゲン検査は結構簡単な検査法らしいですね。

ペプシノーゲン検査(ペプシノーゲン法)とは採血のみで簡便に行える胃癌の早期発見を目的とした検査法です。

ペプシノーゲン検査は、血液中のペプシノーゲンを測定し、胃癌危険群である進展した萎縮性胃炎を見つけ、胃癌の早期発見を目的として開発された検査法です。

引用:採血で「胃がん検診」:胃がんリスク検診 | 麻布医院【がんの名医のクリニック】|東京都港区麻布十番

内視鏡検査(精密検査)は、どのように受けるのか?

もし、ペプシノーゲン検査(血液検査)で異常ありと判断された場合は、胃の中を詳しく調べるために「内視鏡検査」を行います。(この段階では、胃がんとは限らない)

内視鏡検査とは、胃カメラを口に入れてモニターを通して医師があなたの胃の中を直接確かめる検査のことで、ガンができている場合は、胃の一部分が盛り上がっていたり縮んでいたり、変色したりしています。

実際に検査を行う時は、検査の前日の夕食は早めに済ませて検査時には胃が空っぽの状態にします。(水分補給はできます)

そして、検査の時はのどに麻酔を打ったり、鎮静剤を使ったりするので痛みはなく、15〜30分程度で終わります。

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