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前立腺がん

要チェック!前立腺がんの放射線治療の種類や副作用、費用

前立腺がん 放射線治療 費用 副作用

あなたは、「これから前立腺がんで放射線治療を受けるけど、種類とか副作用、費用の事とか全然分からない」と、不安に感じていませんか?

そこで今回は、前立腺がんで放射線治療を受ける前に知っておきたい、放射線治療の種類や副作用、費用などを分かりやすく紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

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前立腺がんの放射線治療は2種類の方法がある

前立腺がんの放射線治療のやり方には、以下の2つが方法があります。

  • 外照射治療・・・放射線を体の外から照射する方法
  • 組織内照射治療・・放射線を体内から照射する方法

以下は、それぞれの治療法を詳しく見ていきましょう。

外照射治療

外照射治療とは、名前の通り「外から放射線を発射して前立腺がんを治療する方法」のことです。

最近では、IMRT(強度変調放射線治療)と言う専用の機械を使って治療を行う病院が多くなっています。(下図)

impt引用:Prostate Cancer | Imaging Technology News

放射線治療は、一般的に患者さんに発射する放射線の量(線量)を増やせば、それだけ前立腺がんを縮小・抑えることができますが、放射線が前立腺の周辺の臓器の細胞も一緒に破壊してしまい、副作用が起こるリスクが高くなります。

(周辺の臓器とは、肛門付近にある「直腸」や精子のエネルギー源となる「精嚢(せいのう)」のこと)

しかし、IMRTはIT技術(コンピュータ技術)を駆使することで、ガン細胞の形に合わせて照射する放射線の線量を変えられますし、「ここの部分は放射線量を増やして、ここは減らす」と言う風に位置によって放射線量を自動で変えられるので、放射線治療の効果を最大にしつつ、副作用のリスクを最小限に抑えることができます

ご家族の方で昔放射線を受けた人は、「放射線は危ない・きつい」と言うイメージがあると思いますが、がん治療による放射線治療は年々進化しているのです。

外照射治療の費用や期間、仕事復帰はいつのなるの?

外照射治療では入院する必要はなく、家からの通院で行うことができます。

病院によって個人差がありますが、治療のスケジュールは、「74Gy(グレイ)の放射線量を1日1回、1か月~50日の間続ける」が大まかな目安になります。1回の治療時間は15~30分程度で終わるので、仕事や家事、育児の両立は十分に可能だと言えます。

気になる治療費用ですが、約1か月の治療のトータルで100万程度。しかし、IMRTの治療は保険適用ができるので、実際に患者さんが支払い金額は、3割負担だと40万、1割負担だと10万程度になります。それに、通院の交通費がかかる計算になります。

副作用の種類は?どれだけきついのか

IMRTを使った外照射治療を行うことで副作用のリスクを最小限に抑えられますが、どうしても周辺の細胞に悪影響を与えるので、完全に副作用を抑えることは不可能です。

副作用には、治療に出てくる「急性期」のものと、治療が終わって3か月以内に現れる「晩期」のものがあります。

急性期の副作用の症状は「頻尿、尿漏れ、皮膚の赤み・ただれ、排尿時の痛み」などが考えられて、治療終了の直後に最も症状が酷くなり、1~2か月ほどかけて副作用は収まります。

晩期の副作用の症状は「血尿、血便、直腸狭窄(便が出にくくなる)」があり、患者さんによって頻度や発症する時期など大きな個人差があります。

あまりにも酷いようでしたら医師に相談をする必要がありますし、場合によっては入院をしなければいけません。

内照射治療

内照射治療とは、放射線が入っている物質(線源)を前立腺の中に入れる治療のことです。

患者さんをに全身麻酔をした後に、肛門から超音波探子(プローブ)を入れて体内の状況をチェックしながら、線源を前立腺内に挿入します。開腹したり、お腹に穴を開けないで済む治療法で、2時間程度で終わります。

この治療法だと前立腺の中だけに放射線を浴びせることが可能なので、副作用も他の治療法に比べて少なく、60%程度の患者さんが男性機能(勃起など)を維持したまま治療が行えます。

しかし、その反面、他の治療法に比べて効果が薄く、前立腺がんが小さかったり、肥大化するリスクが少ない場合に最も有効な治療法だとされています。

治療にかかる期間や費用とは?

内照射治療を行う際は、最初は3泊4日程度の入院生活を行います。なぜなら、患者さんの前立腺の大きさや位置をチェックしたり、全身麻酔を行う準備をする必要があるからです。

その後は、ガンの状態やガンのリスクの目安となる「psa数」を測定するために、月1回の頻度で通院する必要があります。治療が順調に進んでいれば、2~3カ月に1回の通院で済むようになります。

治療にかかる費用は、外照射治療と同様に40万程度です。

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詳しくは、以下の記事に書いているので参考にしてください。

ガン治療の時に取るべき栄養素とは?分かりやすく解説する

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