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大腸がん

大腸がんの腹腔鏡手術の方法や術後の仕事復帰について分かりやすく解説していく

2017/06/06

あなたは、大腸がんになって腹腔鏡手術を受けることに、少しでも不安を感じていませんか?

そこで今回は、大腸がんの腹腔鏡手術の方法や、失敗・再発の可能性、術後の仕事復帰などの情報を分かりやすく解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

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大腸がんで行う腹腔鏡手術とは?

大腸がんになった時に行われる「腹腔鏡手術(ふくくうきょうーしゅじゅつ)」とは、腹腔と言うおへその少し下の部分に穴を開けて、そこから腹腔鏡と言うカメラを入れて行う手術のことです。

実際にどんな手術なのかは、「消化器外科 | 診療科のご紹介 | 杏雲堂病院」の記事で紹介されている下の画像を見れば分かりますが、専用の機械を使ってお腹に穴を開けているのが分かると思います。

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「お腹に穴を開ける」と聞くと、何だか痛そうな感じがしますが、麻酔をかけた状態で手術をしますし、一般的に行われる「開腹手術(お腹を大きく開ける手術)」に比べると、患者さんの負担は小さいです。

実際に開腹手術を行えば、お腹に20㎝ほどの手術の跡が残りますが、腹腔鏡手術は小さな穴を開けるだけなので、手術の跡はほとんど目立ちません。

また、腹腔鏡手術の手術時間は、1時間半~3時間程度で終わります。

腹腔鏡手術で失敗したり再発する危険はあるのか?

手術を控える患者さんが最も関心を寄せるのは、「腹腔鏡手術で失敗したり、再発するリスクはあるのか?」ということでしょう。

結論から言うと、腹腔鏡手術を受けることに、過度の心配をする必要はありません

基本的に腹腔鏡手術は、大腸がんのステージ1の状態の時に行う手術です。ステージ1は、ガン細胞が大腸内で少し広がっている状態なので、がんがある大腸の部分を手術で切除することで、治すことができます。

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引用:がん特集 Part.6:大腸がん | 学校法人日本医科大学

実際にステージ1の生存率を見ると、5年生存率は約90%と極めて高い数字が出ています。なぜ5年なのかと言うと、一般的にガンは5年再発しなければ根治したと考えられているからです。

もちろん、腹腔鏡手術をすれば100%ガンが治るわけではありません。しかし、「ガンは不治の病だ」と考えるのは、逆に馬鹿げたことだと思える数字だと言えるでしょう。

腹腔鏡手術の手術後の仕事復帰

腹腔鏡手術をした後は、2,3日ほど入院した後に、1~2週間は自宅で安静にする必要があります。

(人によっては、期間が長くなる場合もあります。)

人によっては「すぐに働きたい!」と言う人もいると思いますが、一応の目安としては「デスクワークは手術1か月後、力仕事は2~3か月後」が社会復帰の目安となるでしょう。

もちろん、周囲の協力を得られるのか、自分の体調はどんな感じかによって、復帰期間は変わってくるので、担当医とよく相談する必要があるのは言うまでもありません。

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