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肺がん

肺がんの血液検査で分かることや異常値、費用などを紹介する

あなたは、肺がんの血液検査を受ける前に「どうして血液検査で肺がんが分かるのか?費用はどれくらいなのか?」と疑問に感じることが多いのではないでしょうか?

そこで今回は、肺がんの血液検査で分かることや異常値、費用などを分かりやすく解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

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なぜ血液検査で肺がんの有無が分かるのか?

なぜ血液検査で肺がんの有無が分かるかと言うと、肺がんには、体内の健康な細胞と反応して特殊な物質を血液中に作り出す働きがあるからです。

つまり、血液検査を行うことで、肺がんによって作られた物質が血液中にどれくらいあるかを調べることで、肺がんの有無を見極めることができるのです。

ちなみに、肺がんから作られる特別な物質のことを、「腫瘍(しゅよう)マーカー」と言います。

しかし、必ずしも肺がんだからと言って、腫瘍マーカーの濃度が絶対に大きくなるわけではなく、健康な人でも濃度が大きくなる場合もあります。つまり、血液検査は、万能ではないんですね。

なので、血液検査だけ行うのではなく、レントゲン検査などの何種類かの検査を同時に行って、様々な視点から肺がんの有無を調べるのが、医学界の常識となっています。

肺がんの血液検査にかかる費用とは?

肺がんの血液検査にかかる費用は、インフルエンザの予防接種の様に病院によって多少の違いはあります。

例えば、「汐留健診クリニック」さん(東京都)の場合では、「CT検査+喀痰細胞診」の基本セットが15,120円で、オプションとして血液検査が「4,320円」となっています。

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また「中院クリニック」さん(神戸市)の場合は、肺がんの血液検査で3,300円の費用がかかります。こちらの病院も、血液検査はオプションと言う形をとっています。

血液検査だけの費用を見ると、3,000円~5,000円くらい見積もっておいた方が良さそうです。それに加えて、CT検査や他の検査もすることになるので、総額で2~3万は用意しておくことをオススメします。

肺がんの腫瘍マーカーの種類と数値の読み方

血液検査で肺がんの有無を調べる時には、『陽性率』と言うのをチェックします。

陽性率とは異常値のことで、つまり、陽性率とは、どれくらい異常値が大きいかを示すものです。

臨床検査の信頼度を評価するのに、感度と特異度があります.特定の病気に罹患している集団に対して検査を行ったとき、陽性(異常値)を示す割合(真の陽性率)が感度です.逆に、特定の病気に罹患していない集団に対して検査を行ったとき、陰性(正常値)を示す割合(真の陰性率)が特異度です.

引用:感度と特異度

また、肺がんの腫瘍マーカーは約30個ほどありますが、代表的なものとして「がん胎児性抗原(CEA)」などがあります。

今回は、最も検査で使われるであろう、5つの腫瘍マーカーの異常値を紹介しましょう。

腫瘍マーカー 陽性率
がん胎児性抗原(CEA) 47~52
扁平上皮がん関連抗原(SCC) 27~34
シフラ(CYFRA21-1) 52~58
神経特異的エラノーゼ(NSE) 17~32
ガストリン放出ペプチド(ProGRP) 27

もちろん、自分の血液検査の結果が表の陽性率と同じだからと言って、絶対に肺がんと言うわけではありません。

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